🇯🇵 Arch Linuxのインストール

＃Arch Linuxのインストール

1.署名の検証

特にHTTPミラーからのダウンロードの場合、悪意のあるイメージを提供するためにインターセプトされる可能性があるため、使用前にイメージの署名を確認することが推奨されます。 GnuPG がインストールされたシステムでは、ISOディレクトリにPGP ISO署名をダウンロードして、次のコマンドで検証します。

$ gpg --keyserver-options auto-key-retrieve --verify archlinux-version-x86_64.iso.sig

または、Arch Linuxの既存のインストールから実行します。

$ pacman-key -v archlinux-version-x86_64.iso.sig

2.初期構成

開始するには、キーボードの言語、デフォルトの言語を定義する必要があります。コマンドを入力せずに、利用可能なレイアウトは次のようにリストできます。

# ls /usr/share/kbd/keymaps/**/*.map.gz

次のコマンドでキーボードの言語を設定します。

# loadkeys it

コンソールの文字は/usr/share/kbd/consolefonts/ で見つけることができ、setfontでも設定できます。たとえば、HiDPIディスプレイに適した大きな文字のうちの1つを使用する場合は、次のように実行します。

# setfont ter-132b

3.インターネット接続

有線または仮想マシンを介してマシンをインターネットに接続した場合、次のコマンドを使用して取得したIPアドレスを確認できます。

# ip a

接続はpingテストコマンドでテストできます。

# ping -c 3 archlinux.org

ツール「iwctl」を使用してWi-Fiネットワークに接続します。

• # iwctl iwctlの起動
• # device list デバイス名を見つける（例：wlan0）
• # station wlan0 scan 利用可能な無線ネットワークのスキャン
• # station wlan0 get-networks ネットワークのリストを取得
• # station wlan0 あなたのネットワーク名に接続
• # exit

デバイスが無効になっていて iwctl を実行できない場合は、次のようにします。

• # rfkill list デバイスのブロックまたはアンブロックされた状態を確認します。
• # rfkill unblock all ブロックされたデバイスをすべて解除します。
• # systemctl restart iwd iwdサービスを再起動します。

＃iwctlを再試行して、上記のように進めてください。

4.ディスクの準備

• [Bios-MBR ext4]（＃bios-mbr）
• [UEFI ext4]（＃uefi-ext4）
• [UEFI btrfs]（＃uefi-btrfs）
• [UEFI lvm EXT4]（＃uefi-lvm-ext4）

Bios-MBR

パーティショニング

ディスクの名前付け規則を知るためにディスクを識別します。例えば、 SSD / dev / sda の場合や、 M.2 / dev / nvme0n1 の場合、そして最後に仮想ディスク/ dev / vdaの場合。

# lsblk -l

ディスクの名前付けが特定されたら、ここでは / dev / sda を持っていると仮定します。 cfdiskを使用します。rawディスクの場合はパーティショニングテーブルのタイプを尋ねられる場合があります。この場合は、「DOS」を選択してください。

# cfdisk /dev/sda

基本的なインストールのために必要なパーティションを作成します。 128GiB SSD を持っていると仮定する場合：

• # 4Gib スワップ用のパーティションを作成し、スワップタイプを選択します
• # 124Gib ルートパーティションを作成します
• # write（yes）およびquit 変更を書き込んで終了します

パーティションのフォーマット

• # mkswap /dev/sda1 スワップパーティション
• # mkfs.ext4 /dev/sda2 Rootパーティションin EXT4

パーティションのマウント

• # mount /dev/sda2 /mnt ルートパーティションをマウントします
• # swapon /dev/sda1 スワップパーティションをマウントします

UEFI ext4

ディスクのパーティショニング

ディスクの名前付け規則を知るためにディスクを識別します。例えば、 SSD /dev/sda の場合や、 M.2 /dev/nvme0n1 の場合、そして最後に仮想ディスク/ dev / vdaの場合。

# lsblk -l

** 128GiB SSD **を持っているとし、UEFIインストールのためにGPTパーティショニングを使用する場合：

# cfdisk /dev/sda

• # 512Mib EFIパーティションを作成し、EFIシステムパーティションタイプを選択します
• # 4Gib スワップ用のパーティションを作成し、スワップタイプを選択します
• # 23.5Gib ルートパーティションを作成します
• # 100Gib ホームパーティションを作成します
• # write（yes）およびquit 変更を書き込んで終了します

パーティションのフォーマット

• # mkfs.vfat -F32 /dev/sda1 EFIシステムパーティションin FAT32ブート用
• # mkswap /dev/sda2 スワップパーティション
• # mkfs.ext4 /dev/sda3 Rootパーティションin EXT4
• # mkfs.ext4 /dev/sda4 Homeパーティションin EXT4

パーティションをマウントする

• # mount /dev/sda3 /mnt ルートパーティションをマウントします
• # mkdir -p /mnt/{home,boot} /homeと/bootディレクトリを作成
• # mount /dev/sda4 /mnt/home ホームパーティションをマウントします
• # mount /dev/sda1 /mnt/boot ブートパーティションをマウントします
• # swapon /dev/sda2 スワップパーティションをマウントします

UEFI btrfs

ディスクのパーティショニング

ディスクの名前付け規則を知るためにディスクを識別します。例えば、 SSD /dev/sda の場合や、 M.2 /dev/nvme0n1 の場合、そして最後に仮想ディスク/ dev / vdaの場合。

# lsblk -l

** 128GiB SSD **を持っているとし、UEFIインストールのためにGPTパーティショニングを使用する場合：

# cfdisk /dev/sda

• # 512Mib EFIパーティションを作成し、EFIシステムパーティションタイプを選択します
• # 27.5Gib ルートパーティションを作成します
• # 100Gib ホームパーティションを作成します
• # write（yes）およびquit 変更を書き込んで終了します

パーティションのフォーマット

• # mkfs.vfat -F32 /dev/sda1 EFIシステムパーティションin FAT32ブート用
• # mkfs.btrfs /dev/sda2 ルートパーティションin BTRFS
• # mkfs.btrfs /dev/sda3 ホームパーティションin BTRFS

パーティションをマウントする

@および@ homeのサブボリュームを作成します。

• # mount /dev/sda2 /mnt

• # btrfs su cr /mnt/@

• # umount /mnt

• # mount /dev/sda3 /mnt

• # btrfs su cr /mnt/@home

• # umount /mnt

• # mount -o noatime,ssd,space_cache=v2,compress=zstd,discard=async,subvol=@ /dev/sda2 /mnt

• # mkdir -p /mnt/{home,boot} /homeと/bootディレクトリを作成します

• # mount /dev/sda1 /mnt/boot

• # mount -o noatime,ssd,space_cache=v2,compress=zstd,discard=async,subvol=@home /dev/sda3 /mnt/home

UEFI lvm-ext4

ディスクのパーティショニング

ディスクの名前付け規則を知るためにディスクを識別します。例えば、 SSD /dev/sda の場合や、 M.2 /dev/nvme0n1 の場合、そして最後に仮想ディスク/ dev / vdaの場合。

# lsblk -l

** 3 128GiBディスク を持ち、LVMのために： sda sdb sdc を使用する場合、1つのディスクずつ cfdisk **を使用してください。

# cfdifk /dev/sda

• # 512Mib EFIパーティションを作成し、EFIシステムパーティションタイプを選択します
• # 127.5GiB LVMタイプを選択してパーティションを作成します
• # write（yes）およびquit 変更を書き込んで終了します

# cfdifk /dev/sdb

• # 128GiB LVMタイプを選択してパーティションを作成します
• # write（yes）およびquit 変更を書き込んで終了します

# cfdifk /dev/sdc

• # 128GiB LVMタイプを選択してパーティションを作成します
• # write（yes）およびquit 変更を書き込んで終了します

LVMの下にパーティションを作成するには、まず物理ボリュームを作成する必要があります。

物理ボリュームを作成する

# pvcreate /dev/sda2 /dev/sdb1 /dev/sdc1

ボリュームグループを作成する

ボリュームグループを作成して拡張する。ボリュームグループを1つ以上の物理ボリュームに作成するには、# vgcreate volume_group physical_volumeなどのコマンドが必要です。たとえば：

# vgcreate lvm /dev/sda2 /dev/sdb1 /dev/sdc1

このコマンドは最初に、必要に応じて3つのパーティションを物理ボリュームとして設定し、次に3つのボリュームでボリュームグループを作成します。コマンドは、デバイス上に既存のファイルシステムを検出した場合はアラートを表示します。

論理ボリュームを作成する

ルート、スワップ、およびホーム各々に論理ボリュームを作成します。

• # lvcreate -L 120G lvm -n root
• # lvcreate -L 8G lvm -n swap
• # lvcreate -l 100%FREE lvm -n home

パーティションのフォーマット

• # mkfs.vfat -F32 /dev/sda1 EFIシステムパーティションin FAT32ブート用
• # mkfs.ext4 /dev/lvm/root
• # mkfs.ext4 /dev/lvm/home
• # mkswap /dev/lvm/swap

パーティションをマウントする

• # mount /dev/lvm/root /mnt
• # mkdir -p /mnt/{home,boot} /homeと/bootディレクトリを作成します
• # mount /dev/lvm/home /mnt/home
• # mount /dev/sda1 /mnt/boot
• # swapon /dev/lvm/swap

LVMグループを拡張する

将来的にグループに新しい物理ボリュームを追加したい場合は、4番目のディスクsddを追加し、以前と同じようにパーティションを作成して、スペースを拡大するためのコマンドを確認します。 例：/dev/lvm/home：

• # pvcreate /dev/sdd1
• # vgextend lvm /dev/sdd1
• # lvextend -l +100%FREE /dev/lvm/home

5.ミラーリスト

国を指定して reflector を使用して、リポジトリのミラーリストを /etc/pacman.d/mirrorlist に保存します。複数の国を追加することもできます。例えば、 it、us ：

# reflector --verbose -c it -a 12 --sort rate --save /etc/pacman.d/mirrorlist

6.パックストラップ

** Linuxカーネルと基本パッケージをインストールして、Archシステムを作成し、 vim などのエディターを追加します。 lvm**のインストールの場合は、次のコマンドにlvm2パッケージを追加してください。

# pacstrap -K /mnt base base-devel linux linux-firmware vim

7.fstabを生成する

** / etc / fstab **ファイルを使用して、Linuxシステムのブート中にマウントされるファイルシステムを制御できます（Windowsパーティションやネットワーク共有を含む）。

# genfstab -U /mnt > /mnt/etc/fstab

8.Chroot

Chrootに入り、以下の手順を構成します：ローカルタイム、システムクロック、言語、キーボードマッピング、localhost、ルートパスワード、ユーザーの作成とパスワード。

chrootに入ります。

# arch-chroot /mnt

タイムゾーン

• # ln -sf /usr/share/zoneinfo/Europe/Italy /etc/localtime
• # hwclock --systohc

ローカライズ

• # echo "it_IT.UTF-8 UTF-8" >> /etc/locale.gen
• # locale-gen
• # echo "LANG=it_IT.UTF-8" >> /etc/locale.conf
• `# echo "KEYMAP=us" >> /etc/vconsole.conf
• 
  
  
  
  

ホスト名とホスト

• # echo "YOURMACHINENAME" > /etc/hostname
• # echo "127.0.0.1 localhost" >> /etc/hosts
• # echo "::1 localhost" >> /etc/hosts

ユーザーとルート

ルートパスワードの設定に注意してください！

# passwd

新しいローワーケースユーザーを構成し、ディレクトリ /home/USERNAME を -m で作成し、グループ wheel を -G で作成し、シェルを -s で設定します。

# useradd -mG wheel -s /bin/bash USERNAME

実名を設定します（例えばグラフィック上では大文字で始まる "Alessio" が表示されます）。

# usermod -c 'REALNAME' USERNAME

新しく追加したユーザーにパスワードを設定してください。注意してください！

# passwd USERNAME

wheelグループのsudoersファイルを設定します。

# echo "USERNAME ALL=(ALL:ALL) ALL" >> /etc/sudoers.d/USERNAME

LVM用のmkinitcpio

/etc/mkinitcpio.conf内のhooksに lvm2 を追加します。

HOOKS="base udev ... block lvm2 filesystems"

その後、次のコマンドを使用します。

# mkinitcpio -p linux

ブートローダー

GRUB（Bios-MBR）

• # pacman -S grub
• # grub-install --target=i386-pc /dev/sda
• # grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

GRUBは、CAキーまたはshimを使用したセキュアブートを完全にサポートしています。ただし、使用するものによってインストールコマンドが異なります。

CAキーを使用する場合、コマンドは次のとおりです。

# grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=esp --bootloader-id=GRUB --modules="tpm" --disable-shim-lock

shim-lockを使用する場合、コマンドは次のとおりです。

# grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=esp --bootloader-id=GRUB --modules="normal test efi_gop efi_uga search echo linux all_video gfxmenu gfxterm_background gfxterm_menu gfxterm loadenv configfile tpm"

Systemd-boot（EXT4）

• # pacman -S efibootmgr
• # bootctl --path=/boot install
• # echo "default arch-*" >> /boot/loader/loader.conf
• # vim /boot/loader/entries/arch.conf

次に、vimで開いたarch.confファイルの構成を作成します。root=には、ルートパーティションの番号である x と書き込む必要があります。

• title Arch Linux
• linux /vmlinuz-linux
• initrd /initramfs-linux.img
• options root=/dev/sdax rw quiet loglevel=3 rd.systemd.show_status=auto rd.udev.log_level=3

Systemd-boot（Btrfs）

• # pacman -S efibootmgr
• # bootctl --path=/boot install
• # echo "default arch-*" >> /boot/loader/loader.conf
• # vim /boot/loader/entries/arch.conf

次に、vimで開いたarch.confファイルの構成を作成します。root=には、ルートパーティションの番号である x と書き込む必要があります。そして、@サブボリュームのためのフラグを追加します。

• title Arch Linux
• linux /vmlinuz-linux
• initrd /initramfs-linux.img
• options root=/dev/sdax rootflags=subvol=@ rw quiet loglevel=3 rd.systemd.show_status=auto rd.udev.log_level=3

Systemd-boot（LVM）

• # pacman -S efibootmgr
• # bootctl --path=/boot install
• # echo "default arch-*" >> /boot/loader/loader.conf
• # vim /boot/loader/entries/arch.conf

次に、vimで開いたarch.confファイルの構成を作成します。ルートパーティションとして lvm を使用する場合、 root=/dev/mapper/lvm-root と書き込む必要があります。

• title Arch Linux (LVM)
• linux /vmlinuz-linux
• initrd /initramfs-linux.img
• options root=/dev/mapper/lvm-root rw quiet loglevel=3 rd.systemd.show_status=auto rd.udev.log_level=3

基本パッケージ

# pacman -S xorg wpa_supplicant wireless_tools netctl net-tools iw networkmanager alsa-utils pipewire-pulse mtools dosfstools mtools ntfs-3g f2fs-tools dosfstools exfatprogs fuse firewalld acpi cronie git reflector bluez bluez-utils cups reflector

デスクトップ環境

いくつかの人気のあるデスクトップ環境から選択できます。

Gnome 完全なGnomeとGDMディスプレイマネージャー

• # pacman -S gnome gnome-extra gdm
• # systemctl enable gdm

Xfce4 Lightdmディスプレイマネージャーでxfce4を使う

• # pacman -S xfce4 xfce4-goodies lightdm lightdm-gtk-greeter lightdm-gtk-greeter-settings
• # systemctl enable lightdm

Lxde Lightdmディスプレイマネージャーでlxdeを使う

• # pacman -S lxde lxde-common lxsession openbox
• # systemctl enable lightdm

Mate Lightdmディスプレイマネージャーでmateを使う

• # pacman -S mate mate-extra
• # systemctl enable lightdm

Plasma SDDMディスプレイマネージャーでplasma kdeを使う

• # pacman -S plasma kde-applications sddm
• # systemctl enable sddm

Cinnamon Lightdmディスプレイマネージャーでcinnamonを使う

• # pacman -S cinnamon nemo-fileroller gnome-terminal lightdm lightdm-gtk-greeter lightdm-gtk-greeter-settings xdg-user-dirs-gtk
• # systemctl enable lightdm

サービス

ディスプレイマネージャーのサービスを有効にした場合、他の必要なサービスを有効にするために進めることができます。

• # systemctl enable NetworkManager 注意：大文字と小文字を区別します。
• # systemctl enable bluetooth
• # systemctl enable reflector
• # systemctl enable cronie
• # systemctl enable firewalld

Zram

以下の例では、単一の udev ルールを使用して起動時に zram に自動スワッピングを設定する方法について説明しています。この機能を使うためには、追加のパッケージは必要ありません。

起動時に明示的にモジュールをロードします。

• # vim /etc/modules-load.d/zram.conf

• zram

次の udev ルールを作成してください。この例では、スワップサイズに応じてディスクサイズ属性を調整します。以下の例では、スワップサイズは 16G になります。

• # vim /etc/udev/rules.d/99-zram.rules

• ACTION=="add", KERNEL=="zram0", ATTR{comp_algorithm}="zstd", ATTR{disksize}="16G", RUN="/usr/bin/mkswap -U clear /dev/%k", TAG+="systemd"

優先度をデフォルトよりも高くして、fstabに /dev/zram を追加してください。

• # vim /etc/fstab

• /dev/zram0 none swap defaults,pri=100 0 0

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Ultimo aggiornamento: August 16, 2023
Creata: August 16, 2023